魚の刺身の薬味として、主に和カラシを使っていた時代があったと、小泉武夫氏の著書に書かれているが、ワタシが試した結果、今のところ以下の4つには和カラシが合うと感じた。
・本マグロ赤身の漬け・とろの漬け
・とろガツオ漬け
・しめ鯖
・漬け鰤(又は漬けハマチ)
ご飯に乗せて漬け丼(又はしめ鯖丼)にすれば至福の味わい。カラシが合わさることで起こる味の増幅。カラシが鼻にツーンと抜けるや否や、口中に旨みの波が押し寄せる。
傾向として、脂分による甘みや、多めの旨み成分、そして塩気があれば練りカラシによる効果があるように感じた。
ちなみに脂分が少ないキハダ鮪赤身・鰹赤身の漬けの場合は練りカラシ効果はあまりなかった。