約半年ぶりに「やきとり丹波路」へ。
1杯目は大好きな酒、開運 純米無濾過生酒(550円)を。
セメダイン。否、メロンのような香りを放つ派手な酒。
ボディは太めだが甘ったるくはならない辛口、日本酒度は+4。
つきだしを食べ終えると1品目の「手羽先の造り」。
まるで脂の載った白身魚を彷彿とさせる。旨し!
串は「せせり」から。
1羽の鶏から串2本分しか取れない首肉をたっぷりと刺してある。
ぷりっとした弾力とジューシーな旨み・甘みがたまらない。
お次は河内鴨。
河内鴨のもも肉と白ネギは噛めばどちらも汁がプシュッ!
濃厚な旨みがありながらクセを感じさせない、これこそが「キングオブ合鴨」である。
そして丹波地鶏のもも。
在来種由来血液百分率が100%の地鶏だけに、50%の阿波尾鶏などに比べると味わいが強く食べごたえがある。
その次は竜田揚げの盛り合わせ。
醤油に10分以上漬け込んでから揚げてくれるので下味がしっかり付いている。
一番好きな背肝(腎臓)。
同店の場合、通常は醤油を合わせるが、私はタレで。
好きすぎるので2人前を嫁様とシェア。
肝に比べるとクセがなく食べやすい。
今春に大病を患って入院し、幾度の手術をした後、リハビリに励んで、奇跡のカムバックを果たした門脇店主。
「まだまだ本来の感覚を取り戻していない」と本人は言うけども、その味は既に以前と変わらないレベルにまで復活しているように感じられた。
自分に厳しいその姿勢故に、今後は以前以上の味に進化させるに違いない。
すばらしい焼鳥をどうもごちそうさま。
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