コンビニやスーパーで売られている「シュークリーム」って、以前はとにかくショボかった。
マーガリンが強すぎたり脂臭かったりで卵の旨味や乳製品由来のリッチな風味・食感に乏しい、カスタードクリーム未満の物が多かった。それに変にねっとり感が強く口中に纏わりつく物まで有った。
そんな期待を持てないジャンルの中で数年前に登場したのがセブンイレブンの「とろりんシュー(105円)」だった。
これはコスパが高い!
マーガリンの1種ファストスプレッド(マーガリンより油脂率が低め)を使ってはいるが、その主張は大人しく、玉子と乳製品由来の旨味・風味を生かした、カスタードクリームと呼べる範囲内の物である。
また、クッキー生地の濃厚クリームタイプの物は150円するが、こちらはケーキ屋さんの物に迫る美味しさがある。
今ではコンビニ各社が競り合い、リーズナブルで美味しいスイーツがどんどん誕生しているし、それを目当てにコンビニで買い物をする主婦層も少なくないような印象だ。
どうやら今は「安いからスーパーで買う」という時代ではなくなっているのかもしれない。
が、「田口食品」や「ロピア」等のスーパーに卸している食品メーカーの巻き返しにも期待したいところである。
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